第33章 6つ子の日
「おそ松兄さん」
「え、なに。」
「カラ松」
「な……なんだ?」
名前を呼ばれ返事をする。
するとチョロ松がカウントダウンをし始めた。
「5!4!3!2!1!」
「「「「0!!」」」」
カウントダウンが終わると部屋にお花紙で作られた赤と青の花が宙を舞った。
そして一松達の背後にボードと十四松、トド松が現れる。
ボードには『いつもありがとう』と書かれていた。
「いつもありがとう兄さん達。」
「いつも助かってマッスル!」
「うるさかったりしつこい時もあるけど、僕はおそ松兄さんが好き。」
「おれは……イタいお前もかっこいいお前も、情けないお前も……どんなカラ松でも、す……好きだから……」
トド松、十四松、チョロ松、一松の順に一言いっていく。
その言葉が終わったあと、
おそ松はチョロ松に、オレは一松に飛びついた。
「チョロ松!!俺も好き!!」
「一松っ!!愛してるっ!!」
そしてぎゅっと抱きしめる。
すると一松の頬が赤く綺麗に色づいた。
そんな可愛い一松の額に軽くキスを落とす。
すると一松の後ろでモジモジしている十四松が目に入った。
「十四松、おいで。」
左手で十四松に向かってこいこいとすると十四松がおずおずと近寄ってきた。
「十四松。ココ、」
一松がオレの半分を開けてそこに十四松が来るようにした。
「失礼しマッスル……」
そう言ってオレに寄りかかる十四松。
オレはそんな天使達をぎゅっと抱きしめた。
オレの腕の中で笑う一松と十四松。可愛い。
ちらりと横を見ると赤い顔をしたチョロ松と照れくさそうにしているトド松をおそ松がオレと同じように抱き締めていた。
「「ありがとな。」」