第2章 薬
「えっ!?あぁ……高校の同級生だ。」
「ふーん……付き合ってんの?」
「付き合っ!いやいやいや!付き合ってなんかない!」
そうなんだ……。良かった……
「……オレは好きな人がいるんだ。」
何、それ聞かなきゃダメ?
「高校のときから好きなんだ。」
「……。」
「でも、その人はオレのことなんかなんとも思ってない。もしかしたら嫌われてるかもな……」
そう言って笑った。
……なんで笑っていられるの?
おれはお前に嫌われてたら……
「でも、好きなんだ。」
そう言っておれに笑みを見けるカラ松。
おれに対して言われたわけじゃないのにドクンッと心臓が跳ねる。
『……キツいね。本人の口から好きな人とか言われんの。』
そうだね。めちゃくちゃキツい……
でも、誰なんだろう。
カラ松の好きな人……
知りたい。
「……誰なの。」
「へ?」
「誰なの。お前の好きな人って」
するとカラ松の顔が赤く染まった。
「それは……」
ぎゅっと目をつぶる。
「いt」
「たっだいまー!!」