第19章 発端
「ねーねー、一松兄さん。」
「ん?」
病院の帰り、十四松に声をかけられた。
「カラ松兄さんと何かあった?」
「へっ!?」
図……図星……。
そこでスマホをいじっていたトド松が会話に入ってきた。
「あー、それボクも思った!なんか一松兄さんもカラ松兄さんも変だったから気になってたんだよね〜」
変……か。だよね。だって昨日あんなことあったのに普通にしてられるわけがない。
おれだって別れたくなかった。カラ松なら、嫌だって言ってくれると思ってたんだもん。
もうおれ、嫌われてたのかなぁ……
そう考えたら無性に悲しくなった。
「……トッティ!寄り道しよ!」
「え……」
「はーい!じゃあチョロ松兄さんに連絡入れとくねぇ〜」