• テキストサイズ

Sweet Love*

第62章 *繋ぎ方*〜火神大我〜


香奈「ねー、たい…んぅっ!////」


と、いきなり重ねられた、唇。
…え?

ちょ、えっ!?
うそっ!?
き、キスされ…てる…!?////


香奈「ぷはっ…ちょっ、大我!何でいきなりっ…////」


キスなんか、って言いたかったけど言えなかった。
大我の目が、真剣だったから。


火「嫌いなわけねーだろ。勘違いすんなよ。」


普段からは想像出来ないような、真剣な顔。
でも、その顔は…怖いとか、そんなのは全然なかった。


火「好きなんだよ、香奈の事。好きだから…余計、できねー。」


香奈「…バーカ。このバカガミ。」


火「はっ!?」


私だって、同じだよ。
なのに、何でキスしちゃうの?
それなら…手繋いでくれた方が、ずっと楽だった。

だって…


大我のせいで、緊張して…もう、恥ずかしすぎる。


香奈「私も、好きだよ…////」


やっと出た言葉は、大我のせいで震えてた。


火「…ん////」


香奈「?」


火「手!////」


手を差し出されて、それに私のを重ねれば、大我は引っ張ってくれた。


*繋ぎ方*

小さい頃から変わらない、温もり。
前と違うのは、
指を絡める、その繋ぎ方。
/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp