第57章 *罰ゲーム*〜宮地清志〜
お前の可愛いとこ、で。」
香奈「はい!?////」
清志から意外な言葉を聞き、結果…
惨敗。
宮「お前、一個も言えないとかどういう事だよ…」
香奈「私ナルシストじゃないし!そんなの分からないよ!?」
これじゃあ、完全に清志の思惑通りじゃんかー…
宮「じゃあ、罰ゲームな。」
香奈「うー…分かったよー…」
仕方なく言う事を聞く事ににした。
少しして、背中に腕を回され、距離を詰められる。
近いけど、お互いの顔全体が見えるくらいの距離。
宮「…じゃあ、お前からキスして。」
香奈「なっ…!?////」
後ろに下がろうにも、清志が私を離してくれない。
だけど、距離はずっと微妙なままで…清志からしてくれる事もなさそう。
微妙な距離だけど、もう後戻りは出来ない。
恥ずかしいけど…私は、清志にそっとキスをした。
宮「っ…お前、下手。」
香奈「しょうがないでしょ!した事ないし…」
そこまで言って、何も言えなくなった。
だって、言葉とは正反対に、清志は照れながらも笑ってたんだから。
*罰ゲーム*
からかわれてると思ったのに、
そんな顔見ちゃったら、
怒る気も無くなっちゃう。