第39章 *似た者同士*〜桜井良〜
香奈「…桜井君。」
桜「?どうし…っ////」
だけど、今日だけは頑張ってみる。
だって、あたしも恥ずかしいけど…桜井君の恥ずかしがった顔が見れるなら、そっちのがいいし。
あたしは、桜井君に不意打ちのキスをした。
桜「なっ…////」
香奈「真っ赤ー!可愛いなぁ、もう!」
今では恥ずかしさなんて忘れて、桜井君の頭を撫でる。
髪の毛ふわっふわー。
桜「…やめてください。」
香奈「えー?やだ♪」
桜「なら…」
ドサッと肩を押され、後ろに倒れる。
桜「…やめさせます」
香奈「桜井くっ…んっ////」
耳に何かが当たる感覚。
耳、キスされてる…?
香奈「っ…ダメ、桜井君っ…ひゃあっ!////」
あっ…舐められっ…////
桜「…耳、弱いんですね…」
耳元で囁かれて、背筋がぞくっとする。
それだけの事なのに、クラクラしてきた。
香奈「よ、わく…ない、もん…」
桜「じゃあ、確かめてみましょうか」
香奈「へ…?んんっ!////」
*似たもの同士*
負けず嫌いなあたし達。
その後あたしが降参したのは、
きっと、言うまでもないだろう。