第5章 会長の責任*跡部
跡部「…もういい。」
○○「…あ…で、でも…!」
私がそう言ってもう一度口に含もうとする。
だけど、景吾さんはダメといった様子で私の唇に人差し指を当てた。
跡部「無理すんじゃねぇよ。これから上手くなってくれればそれでいい。」
○○「景吾さん…ごめんなさい…」
私がそう言うと慰めるように頭を撫でてくれた。
そして私の手を取って立たせる。
跡部「来い」
どこに行くのかと思えば生徒会室の隣の仮眠室。
地味な内装にソファーが一つあるだけの部屋。
私はそのソファーに押し倒されると景吾さんがそのまま馬乗りになってきた。
跡部「俺様も…かなり限界にきてんだ…。出来るだけ優しくしてやるよ。」
そう言って私の脚を大きく開くと秘部に指を添わせてきた。
クチュ クチュと水音が部屋に響き渡る。
○○「えっ!?ちょっ!ああんっ!」
跡部「なんだよ、もう溢れてるぜ。…随分淫乱だな」
意地悪そうに妖艶に笑う景吾さん。
そのトーンの低い声に腹部がキュウっと締まるような感覚がする。
跡部「もういけそうだな。…おい、挿れるぜ。力抜けよ。…くっ」
○○「け、景吾さん!?…やっ!!」
突然秘部に激痛が走る。
ビリビリと裂けるように奥に景吾さんのモノが入り込んできた。
○○「いやっ!痛いです!!やぁ!」
涙目になりながら景吾さんの背中に爪を立てて必死に痛みに耐える。
景吾さんは余裕が無さそうに私にぎこちないキスをした。
跡部「…っも、もうすぐだ。はぁ、我慢、しろ。」
そう言ってさらに奥まで押し込む。
私はあまりの激痛に意識が飛びそうになった。
でも、景吾さんと繋がりたい…その一心で痛みに耐える。
跡部「はぁ、はぁ、入ったぜ。」
○○「あぁ…け、景吾さん…」
嬉しくて涙が出そう。
初めて景吾さんと一心同体になれた。
本当に嬉しい。
その時は痛みとか、全然無かった。
景吾さんは苦しそうに私にキスをする。
そのまま舌を絡め合い、どちらか分からない唾液が顎を伝う。
跡部「はぁ…お前の中、最高だぜ…。動くぞ」
ゆっくりと前後に動く景吾さん。
まだかなりの激痛があったが、だんだんとそれに混じり小さい快感を感じ始めていた。