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雲雀姉弟の異世界日記 in 斉木楠雄のΨ難

第1章 新たな始まり


某県 某所

薄暗い路地裏で大勢の男が、地に伏せていた。
男達がうめく中、2人の男女が赤く濡れたトンファーを手に話し込んでいた。

『これで最後?』
「うん、これで日本全土の依頼は終わったよ」
『後はこれを政府に報告するだけ?』
「それももう終わらせた」
『じゃあ、帰れる?』
「うん」

薄暗い路地裏に月明かりが差し込み、2人の男女の姿を照らした。

その男女はよく似ており、共に美しかった。
どちらも美しい濡羽色の髪を靡かせて、青灰色の目はギラついていた。

それはまるで、気高き獣の様であった。



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