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隣を歩くのは

第6章 合同コンパ


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数日前、あのバカのあの一言から全ては始まった―




―――――――――


「合コンしねぇ?」

『…は?』

「ちょ、大ちゃんが合コン!?熱でもあるの!?」

「うるせーよさつき。俺だって別に乗り気じゃねぇけどよ、どうしてもセッティングしてくれって頼まれたんだよ」

「同じ学科の方ですか?」

千明「マジ!?誰だれ!?」

「ちげぇよ、社会人。ほら、若松っていただろ。桐皇の」



それだけでキセキ達バスケバカ共は誰か分かったようだった。というかこういうお祭り事に必ず便乗するのがアイツなわけで…



「はいはいはーい!俺も行きたいッス!」

「ダメに決まってんだろ」

「えー!?何でッスかぁ!!!俺も行きたいッスー!」

「ダメですよ、黄瀬君。そんなに知り合い同士が行っても合コンの意味ないじゃないですか。それよりも青峰君、もう人数は決まってますか?」

「まだ若松しか決まってねーけど…んだよテツ、お前も来るのか?」

「いえ、僕じゃなくて火神君を是非」

「あー、それなら室ちんもいいー?」

「じゃっ、じゃあ笠松先輩を推薦するッス!」

「ならば高尾を…」

「いや高尾はダメだろ」




えー、和ちゃん来るなら楽しくなりそうなのにー。っていうかちょっと待って!



『あたし行くなんてまだ言ってないけど!』

「そこを何とか頼むわ。大丈夫、俺も行くって」

『大輝が来るから余計心配なんだけど』

「んだとコラ」

「ならば宮地先輩を行かせるのだよ。少しくらい面識があるだろう」

『真ちゃん天使!』

千明「えー何それ面白そう!私も行っていい?くーちゃんとさつきも一緒に!」

「やだよ。お前ら来ると大半俺が顔見知りじゃねーか。てことで、あと5人適当に頼むわ。もちろん赤司には内緒な」

『はぁぁぁ!?』






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と、そんなこんなで頑張って人数集めましたよ!赤司君、キャンパス内でずっと付いてくるから人集めるの超大変だったんだけど!

これは大輝に何か奢ってもらってもいいレベルだな。
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