第40章 進路相談の時間。
あれから、私たちは再びコロ先生の暗殺計画を立てながらも各々の進路へ向けて進み始めていた…。
カルマ『俺もまぁも、椚ヶ丘に残るつもりだよ…。』
前原『そっか…。じゃあ、ほんとにみんな、サヨナラなんだな…。』
磯貝『何言ってんだよ!学校は違っても、この先、俺たちは大人になったて大事な仲間だろ?』
『そうだね。でも、寂しい気持ちはやっぱりあるな…。』
私たちは最後の進路相談を順番にコロ先生へ伝えながら教室で喋る。
ひなの『次、まぁだよ!職員室行ってきてね!』
『うんっ!』
私は職員室のドアを開ける。
コロ『まぁさん。さぁ、こちらにお座り下さい。』
コロ先生に促されて私は席につく。
コロ『君は美容の仕事に興味があるんでしたね。』
『うん。将来自分のお店を持ちたいの。だから、ちゃんと大学で経営の勉強もしながら、美容の勉強もしたいから、両方学べるような大学へ進みたいの。高校は椚ヶ丘に残るけどね。』
コロ『なるほど。それなら、カルマ君の目指す大学に、来年から美容科が加わる。
経営の勉強も美容の勉強も両方学ぶ事ができます。』
『そうだったんだ!じゃあ、大学もカルマと一緒かぁ〜。』
コロ『君とカルマ君の仲も良好のようで何よりです。
で、少し聞きたいのですが……。ベッドの中では、カルマ君はどんな感じなんですか?
意外に甘えただったりぃ…?』
『………。下世話だね…。』
バンっ…勢いよく扉が開く。