• テキストサイズ

蒼い月

第18章 リッカイジム戦


「電光石火の勢いでカウンターとは...中々やりおるのぅ...ならば穴を掘る!」
「フィールドにアイアンテール!」

衝撃に耐えきれず、ライチュウは出てきてしまった。

「サイコキネシス!フィールドに叩きつけろ!」

ライチュウの身体が青い光に包まれ、フィールドに叩きつけられる。
誰もがライチュウの負けを覚悟した。
...が


ぽっふん!


ライチュウの姿が消えたのだ。

「これは、身代わり?!」
「しまった、ヴィン!」
「遅い!シグナルビーム!」

ヴィンセントの真後ろから飛び出てきたライチュウが放ったシグナルビームは見事にヴィンセントに命中した。

「これは...」
「多分、穴の中で身代わりを使い、本体はアイアンテールの衝撃が来ない所まで避難していたのだろう」
「エスパータイプに虫タイプ技は痛いな...」

「(エレキフィールドもそろそろ消える...次で決める)ヴィンセント、ボルテッカー!」
「ライチュウ、こちらもボルテッカーじゃ!」

高電圧を纏ったライチュウがフィールドの中央で激突する。
そして...


ズドバーン!


大爆発を起こした。
そして二匹のライチュウは...?

「「ライ~」」

二匹揃って目を回していた。

「ライチュウ、共に戦闘不能!」

「まさかの共倒れ...」
「このバトル、行方がわからなくなってきたね」

「ライチュウ、よう頑張った」
「お疲れ様ヴィンセント、ゆっくり休んでね」
「ようやるのぅお嬢さん」
「ありがとうございます。でも、まだまだ修行が足りないです」
「ほぅ、その意気じゃ。まだまだ行くぞ!」
「受けてたちます!」

共倒れで始まったこのバトルの行く末は...?!
後半に続く。
/ 196ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp