第8章 目覚
珊瑚
「………………うそ……ですよ……ね?」
病院
『申し訳ありません!こちらでもまた、探してみますので!』
それは、突然の病院からの電話だった。朝にはいたらしいが、昼に見てみると 居なくなっていたらしい。
___手の震えが止まらない___
今は 琥珀さんと紫黒さんで買い出し行ってるし……どうする……?
…………どうする?!
手をギュッと握りしめ
珊瑚
「……わ、私も そっちに向かいます……!」
病院
『そうしていただけると助かります!』
電話を切り、急いで身仕度をし始める。手が上手く動かない。
___視点が合わない___