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【暗殺教室】支配者の愛

第11章 教育実習の時間




私は、震える口調で問いかける。

『西川先生とは…、その…お付き合いされてるんですか?』


学峯『桃色さん、あなたがそれを知ってどうするんですか?』

私は、その返答に身構える。

『好き…なんです。

理事長先生のことが…。だから…嫌なんです。私以外の人が、理事長先生に触れるのが……。

分かっています!理事長先生が、既婚者で、浅野君のお父さんで、私は生徒で……。

ただの気まぐれであぁゆう事してたって…。


だから…気持ちだけ、伝えに来ました。

ちゃんと振ってもらうために。

理事長先生…私を、解放して下さい。

来年からE組で構いません。お願い…します。』




学峯『それが桃色さん、あなたの気持ちなんですね?』


『はい…。』


学峯『では…。』

ガタっと椅子から立ち上がり、私に近づく。


ギュッとカラダが締め付けられる。


低く艶のある声が私を呼ぶ…。


『まぁ……。愛しています。

私のものになって下さい。』


そう言うと、優しく私に口付ける。




『えっ…?でも、理事長先生は既婚者で…。』




学峯『浅野君のお母さんとは先日、お互いに良好な関係で新しい人生を歩む事を決めました。

ゆえに、私は今、独身です。

つまり、私たちを阻むものは何もない。法律上、君が16歳になれば籍を入れられる。


こんなおじさんで良ければ、真剣にお付き合いをしてくれないかな?』



『うそっ………。じゃあ、学秀は知ってて…。』



学峯『浅野君には、きちんと私が話をする。まぁさえ良ければ、私の家に住んでほしい。

まぁのご両親にも誠心誠意、話をします。』






『はいっ…。学峯先生…。』


学峯『…ッ!

あまりそういう事を言っていると、私も自重ができなくなります。それと…やはり世間体は守る方がいい。まぁが16歳になるまでは、私達の関係は公にはしないでおこう。いいかい?』



『はいっ。秘密があった方が、楽しいよねっ。』


学峯『ふっ…。悪い生徒だ。』
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