• テキストサイズ

*空*和也*

第1章 *空*


「あの・・・で、ここ・・・はスミレちゃんだよね・・・何しに?」


.


和「用事がなきゃ来ちゃダメ?」


.


コーヒーを飲みながら


.


まるで来るのが当たり前の様に言うけど


.


.


「来ちゃ・・・ダメでしょ」


.


和「なんで?」


.


「・・・なん・・・で?って」


.


.


なんで?


.


だって・・・別れたんだから・・・


.


.


和「友達だったらいいでしょ?」


.


「なんで・・・なんでそんな事言うの?」


.


涙が溢れてしまいそう


.


和「ん~?だってさ、そしたら何度だって会えるじゃん?

・・・友達なら会ったっていいでしょ?」


.


「・・・友達なんて無理だよ」


.


和「なってみないと分からないって・・・俺は友達としてでも会いたい・・・究極ね?」


.


「そんな・・・」


.


和「だって触れなくたって側にいれんならいいよ」


.


「・・・」


.


「友達ならねちゃん辛くならない・・・よね?

それとも・・・ほんとは嫌いになった?だから別れたかったの?

・・・嫌いになったんなら諦める」


.

/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp