• テキストサイズ

*空*和也*

第1章 *空*


.


.


その場所から動けなくて


.


.


.


もう一度ブランコに座って空を見上げた


.


.


.


今日は星がよく見える


.


.


だけど涙で星がぼやけて


.


あたしには見えないよ・・


.


.


.


.


涙を腕で拭いてもすぐにぼやける視界は


.


大きい月さえちゃんと見えない


.


.


.


和くん何処に行ったの?


.


.


最初から出かける用事があった?


.


.


玄関までも見送りにきてくれなくて


.


あたし来ない方が良かった?


.


.


.


**kazu**


.


.


帰るって言うを引き止めたけど


.


すぐに玄関に行くから


.


.


ちょっ、ゲーム止めるから待てって


.


.


アタフタしてる間にドアの閉まる音を聞いて


.


.


立ちあがって玄関を見たけど


.


やっぱりの姿はなくて


.


.

あいつ最近そっけね~の・・


なんか怒らせたっけ?

.

思い当たる節も無く


どうしようかとまたゲームに手を伸ばしかけたら


.


.


.


友達からメールで


.


飯に誘われたから帰っちゃったし


.


どっちにしろ飯は食うんだからって行く事にした


.


.
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp