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*空*和也*

第1章 *空*


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「ねぇ・・・浴衣着てこなくて良かったね」


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ス「ほんと・・・どんだけの人が集まってるの」


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凄い人ごみの中


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ビールと焼きそば、いか焼きを買って


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少し人の少ない河原沿いの階段に座った


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ス「おじさんみたいだね」


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ビールを飲みながら買った物を見て


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スミレちゃんがため息をついた


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「(笑)彼氏と一緒だったら買うものが違う?何買うの?」


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ス「リンゴ飴!は大きい口開けなきゃいけないから~(笑)

みかん飴とか?何食べてたら可愛く見える?」


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「(笑)潤くんはスミレちゃんなら何でも可愛く見えるんじゃない?」


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ス「//そっかな・・・・・・・・・・・・でも、絶対一緒には来れないよね」


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「・・・だね」


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落ち込んだ2人の上に大きな花火が上がった


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