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*空*和也*

第1章 *空*


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**you**


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1人になるとずっと空を見てた


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陽が沈んで


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辺りが薄暗くなって


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濃い闇になる頃には


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月が光を放つ


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知らない間に眠ってたのか


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夢の中で和くんが困った顔で立ってるから


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きっとあたしのせいだよね


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ごめんねって手を伸ばしかけて


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ハッとして手を引っ込めた


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「・・・和くん」


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和「・・・起こしちゃった?ごめんね」


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「どう・・・して?・・・あっスミレちゃん・・・?」


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和「うん・・潤くんから聞いて」


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座ってってイスを出した


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和「大丈夫なの?」


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「うん・・・過労だって・・明日退院できるの」


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ホっと息を吐いた和くんを見て


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心配かけてごめんねって


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抱きしめたくなった


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