第21章 体育祭の時間。
閉会式が終わり、片付けをしている。
カルマ『………。』
前原『なぁ、カルマなんか機嫌わりぃよな。』
磯貝『ま、勝つためとはいえ、まさかまぁがあんな手を使うなんて知らなかったわけだからな。』
ひなの『まぁ、よく思いついたね。あんなやり方。』
『実は、ビッチ先生に教わって…いざって時っていつなんだ?って思ってたら、今だってなって…。』
カルマ『ふぅん。いざって時ねぇ。まぁ、片付け終わったら、着いてきて。』
『ひなのも一緒に行って…』
カルマ『倉橋ちゃん、来ないよね?』
ひなの『あっ、私用事思い出しちゃった〜!ごめんね。まぁ』
『ひなのっ?』
うぅ…。
カルマに連れられて裏山に来る。
『カルマ…。』
カルマ『ねぇ、まぁ、いざって時、他にどうすんの?』
『えっ…?』
そう言って、私を地面へ押し倒し、キスをする。
キスは激しく、舌を見つけると執拗に絡め、逃さない。
『ンッ…カル…マ…。』
片手で両手を拘束され、もう一方のカルマの手が胸元に伸びる。
『ダメッ…。』
次第に胸が揉みしだかれ、首元をカルマの舌が這う。
『ヤッ…』
胸にあった手がスカートの中に伸びる。
カルマ『で、どうすんの?俺止まんなくなっちゃうよ?』
『うっ…。』
ビッチ先生に教わった殺しワザ…。
私は意を決し、カルマの唇に自分の唇を重ねる。