第19章 ケイドロの時間
何でよりによってあの2人が警官引くの〜?
ひなの『ある意味、すごいクジ運だよねぇ。』
『そうだ!この際、渚や前原君に逮捕してもらえば普通に牢屋に行ける!あの悪魔警官2人にビクビクする必要ない!これ名案だ!』
『へぇ〜。さすが淫乱罪で指名手配されてるだけあるねぇ〜。』
『これは厳しく更生させる必要があるな…。』
この声は…。
ひなの『まぁ、私こっちに逃げるねぇ〜!』
『ひなの〜!!』
学秀『観念して、さっさと逮捕されるんだな。』
『そんなこと言われて素直に逮捕される泥棒がいると思う?』
カルマ『更生する気、ないみたいだよぉ〜、浅野警官?』
学秀『そうみたいだな。赤羽警官。では、僕らのどちらかが逮捕をして特別更生させてやろう。』
……………。
フルダッシュで逃げるまぁ。
はぁ…はぁ…はぁ…。
2人相手に。あの悪魔の身体能力を持つ2人には敵わない。
どっかに隠れて…。
ドシッ…。
両肩に同時に重みを感じる。
カルマ&学秀『まぁ…逮捕だ。』
『いっやぁぁぁぁ〜!!!』
牢屋ーーー。
渚『あぁ、かわいそうに。』
前原『まぁちゃん、すまん…。』
磯貝『俺あいつらんとこ行ってくるわ…。あまりにもまぁが不憫だ…。』
教室ーー。
コロ『楽しそうで何よりですねぇ。』
烏丸『あぁ。だが、約2名ほど趣旨が変わっているようだ…。』
私はといえば、2人同時に逮捕された事により、磯貝君が引き分けという事にしてくれて、2人が勝手にしていたペナルティーはなくしてもらった。