第18章 甘い病の時間。
ひなの『まぁ、これにしよ!』
『えぇ〜!ちょっと露出が…。』
ひなの『だって、まぁのバストサイズじゃ、この赤い水着くらいしかないじゃぁん?』
『確かに…。』
私は今、明後日に控えた南の島ツアーのために、ひなのとショッピングモールに来ている。
『日焼け止め、ボディークリームに、服も決めたし、後何かあったっけ?』
ひなの『恋愛だ!』
『えっ?』
ひなの『ねぇ、まぁ、前から思ってたけど、一体まぁはどっちが好きなの?』
『うっ…。ひなのには正直に言わないとね。
実は、よくわからないってのが本音で…。学秀のこと、修学旅行での事も話たよね。
嫌じゃなかったんだ…。あんな事されても。
だけど、カルマにキスされた時もそうだった。
もしかして…私、淫乱女?!』
ひなの『ん〜、そうなんだ。
多分、恋愛感情が良く分かってないんだよね。
浅野君は、幼馴染として近くにいて、カルマ君も、軽そうだけど、ちゃんとまぁの事見てるし。
そりゃ、イケメン2人にちょっとエッチな事されたら、ドキドキするの当たり前じゃん!
大丈夫!まぁは淫乱女じゃないよ。
何でも言ってね!』
『うぅ…。ひなの、ありがとう。大好き!男の子だったら、ひなのの彼氏になりたい!!』
ひなの『私もまぁの彼女がいぃ〜!』
ショッピングモールを出て、ひなのとわかれる。
『じゃ、明後日ね!』