第31章 カルマオチ④
ひなの『はぁ〜い!私まぁに賛成!
まだまだ先生といっぱい生き物探したい!』
片岡『まぁが言わなきゃ私が言い出してたよ!』
『ひなの…めぐ…。』
原『もう充分暗殺を通して成長したしね。』
杉野『ここから先は新しいチャレンジしていこーぜ!』
『みんな…。』
良かった。同じ気持ちの人がいて。
中村『まぁ、こんな空気の中言うのなんだけど、私は反対。
アサシンとターゲットが私達の絆。そう先生は言った。
この1年で築いたその絆…私も本当に大切に感じてる。
だからこそ…殺さなくちゃいけなと思う。』
『りお…。』
続いて、寺坂君達も、私とは反対の意見を言う。
寺坂『暗殺の力を一番つけた今の時期によ、それを使わず無駄に過ごして、タイムリミットを迎える事になったら、あのタコが、そんな半端な結末で、半端な生徒で喜ぶと思うか?』
『寺坂君………。でも、考えるのは無駄じゃない…』
カルマ『ねぇ…まぁ、随分調子乗ってない?』
『カル…マ…?』
カルマ『寺坂や中村が言ったように、俺たち自身、この1年、暗殺の絆でやってきたこのクラスなんだよ?
それを今更やめよーよとか言うわけ?それってさ、あのタコと俺ら自身の絆を完全にナメてるってことだよね?』
『違う!そんなんじゃない!もっと正直な気持ち!』
カルマ『よく考えろよ!!まぁってさ、ほんとそういうとこ抜けてるよね?
さんざん人の気持ち振り回す所は変わってないよね!』
『…どういう意味…それ。』