第2章 記憶の先に
小林2は膝から血を流し、
それを眺めヒィヒィー泣いている。
(ほんと、めんどくせぇーよ小林2!!)
陽炎
「ほら…泣いてないで立ちなよ。」
俺は右手を差し出した。
ちづる
「は、はい…(´;Д;`)ありがとうございます…」
(涙でぐちゃぐちゃな顔も…なーんか微妙だな…)
大抵の女って泣き顔は可愛いんだけどね。
俺は小林2を家に招き入れると、
キャリーバッグから消毒薬と包帯とガーゼを取り出した。
陽炎
「適当に座って。」
俺はキッチンにいき、
傷口の砂を拭き取るためにガーゼを濡らす。
(絶対に使わないと思ってたものを
引っ越し早々使う事になるなんてな…)
ちづる
「陽炎くん。
迷惑かけちゃってごめんね。」
陽炎
「別に構わないから、ほら…足出しな。」
(ほんとだよ。
今夜、床に直で寝る事になったら
お前のせいだならな(-_-))