• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

MONSTERA.

第2章 記憶の先に





"ギィーーーーッ"





古い扉を開けると、

ガラーンとした1Kの部屋が広がっていた。

予想外にも外見の古さとは違い、

キッチンも部屋もフローリングで綺麗な雰囲気だ。






(あの大家にしてはきちんと管理してんだな。)






クズの少し良いとこ見つけると、

なんとなく良い奴に感じてしまうこの感覚に腹が立つ。








(さてと…いろいろ買い出しに行かないとな。

布団もないし…飯もないし…)









窓を開け放ち、


財布だけ持つと部屋を出た。









(この村…布団売ってるかな?怪しいよな…

まぁ…最悪テレポートして買いに行けば良いけど。)









外に出て、


鍵を閉めていると、


誰も住んでいないと思っていた隣の扉が開いた。









陽炎
「(´⊙ω⊙`)」









(やっべぇー、手土産持ってきてねえー)











そしてついに隣人が姿を現わす…









ちづる
「陽炎くん!!

やっぱりお隣さんだったんだね!(*´人`*)

空き部屋は陽炎くんのお部屋しかなかったから!!」









陽炎
「 (´⊙口⊙`) 」






"ゴトッ…"







財布が下に落ちた。









俺の思考が止まったのは産まれてこのかた初めてだ。

嘘だろ嘘でしょ?…幻だろ??幻でお願い…

激しい動揺が俺を襲う。








"タッタッタッタッ…"







ちづる
「大丈夫ですか…\(;´д`)|」







落ちた財布をわざわざ拾いに、


小走りで向かってくる。








(待て待てそんな走り方したら…)







"ドスッ"








陽炎
「はぁ……」








小林2は盛大にこけた。








/ 261ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp