第1章 カクテルに想いを乗せて
「っ、ん、んぅ、ん…っ」
「っ、ぁ…気持ちい…っ…」
ときおり舌を使いながら顔を動かしやらしい音を響かせていく
一生懸命する翔が愛おしくて髪をサラサラと撫でると嬉しそうにこちらを見やる瞳
少し暑くなってきたからシャツを脱ぎ捨てベッド下に投げると
「っ、は、ぁ…っ」
「翔…なんでやめんだよ…っ」
「だって…準備…しなきゃ…」
口から俺のものが引き抜かれる
ベッドサイドから取り出したボトルを開け中身を手のひらに取り出す
濡れた手をゆっくり自分の後ろ側へと回すとクチュクチュと水音がする
「っ、んっ…ん、んっ…」
俺の前で四つん這いになったまま俺を受け入れるために秘部をほぐしているようだ
その痴態に俺のものは大きく脈打つ
「はぁっ、潤…っ、も、いいよ…?」
もそもそと体を反転させて秘部をこちら側にして四つん這いになる翔
「な、なんでこの体勢…?」
「この方が…好き、なんだ俺…奥まで、激しくされたいから…だ、だめ…?」
大胆なことしてるくせに少し恥ずかしがりながら肩越しにこちらを見て言う
大胆なんだか、ウブなんだかこんなギャップも可愛いと思えてしまう俺はだいぶ翔に惚れ込んでいるな
「だめじゃないけど…俺、オトコ初めてだから気持ちよくさせられるかわかんないよ…?」
ヒクヒクとひくつく翔の秘部にゆるりと俺のものを擦り付ける
「っ、いい、よ…潤の好きに、し、て…っ、ぁ、あっ…」
ぐっと腰を掴んで力を込めるとずぶずぶと俺のものがナカへと収まっていく
「ぁっ、はぁ、は…っ、あ…っ」
ナカの収縮に合わせてゆっくり根元まで埋める
蠢き俺を締め付ける感覚に持っていかれそうになるのを必死に抑える
「…しょっ…だいじょ、ぶ…?」
「だ、じょぶっ…動いて…っ奥、いっぱい、突いてっ…?」
「わかった…」
少しナカの蠢きが落ち着いたのを見計らってゆっくり腰を引いてまた奥を目指す