第6章 渇いた心を潤して…
- 松本 side -
埋まっていく俺のもので智の弱いとこを掠めた時、小刻みに震えた体から俺の腹に熱が吐き出された
力の抜けた体が強制的に俺のものを最後まで飲み込む
「ぁ、は…っ…ぁふ…っ」
ビクビクと体を震わせ呼吸の乱れた智が瞳に涙を滲ませて、俺を見据える
そのカオ、たまんない…
俺しか知らない智の顔に寂しかった心が満たされていく
もっと心を満たしたくてふ、と軽く微笑んで智の背中をシーツにつけて再奥まで埋まった俺のものでナカをさらに奥まで抉るように腰を捻りこむ
「あ、やめ…っ、今イっ、た、から…待っ…、……ひぁあっ!」
「知ってる…けど、コレ…気持ちイイでしょ…?」
「ぅう…、じゅ…っ奥、ばっ、か…捏ねな…でぇ…っ」
俺の背中に立てられた爪が肉に食いつき、ナカがゴム越しでもビクつき俺のものを締め上げていくのがわかる
気持ちい…ずっとココに納まっていたい……
動かすことなくナカの俺を締め付け蠢く感覚を堪能していると
「じゅ、ん…っ気持ちい、の…ずっと、なの…つらいっ…」
溜まった涙が頬を伝いながら懇願される
早く熱から解放してくれ、と
「わかった…もう少しだけ、付き合って…?」
膝裏を抱え上げ奥だけを抉るようにしていた腰の動きを入り口から奥まで全て擦り上げるように大きくする
「ぁ、あっ…はぁっ…ぁぅ…うっ……」
ナカを擦り上げる度に入り口はキツく締め付け奥は俺に絡みつきながら蠢いて
「っぁ、〜〜〜………っ!」
「あ、っ…、智…っ」
ナカの蠢きが激しくなった途端智のものが再度熱を吐き出し、締め付けに耐えられず俺もナカで熱を解放させた