第27章 感謝感激Love嵐ーDear.Jー
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「…いてっ…」
急に感じた痛みに反射的に目を開く
振り返ると翔くんの腕が背中に乗っかっていて
気だるい体を少し起こして
ぐるりとそのまま回りを見渡すと
俺を真ん中にしてベッドの上で全員で雑魚寝していた
あれ、俺……
昨夜の記憶を辿らすと鮮明に思い出してきて―…
『ぁ、もぉっ!む、りぃ…』
『ごめん、まだ…っ!』
『や、ぁあ、ぁっっ』
相葉くんが激しく揺すってきて
もう何回霞んだかわからない意識の中
ただしがみついてたら
肌に掛かる熱い飛沫を感じて
『潤くん…最後に俺からの愛も受け取って?💛』
『っ!ぁぁあ……っっ』
ぼんやりしてた意識がはっきりするくらいの質量のものが押し寄せて…
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そこからの記憶がねぇ…
「いてぇ…」
腰に感じた鈍痛に
ゆっくり体を横たえる
「じゅん…おはよ(´・∀・`)」
「ぅおっ!リ…リーダー起きてたの…?」
目の前で眠ってたはずのリーダーの目が開いて慌てる
「今起きた…じゅん、体平気?」
「う、うん…なんとか…?」
優しく顔に添えられる手もなんか気恥ずかしくて
視線を横に泳がせてしか答えられなかった