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台風のちに快晴、そして虹 【気象系BL】

第27章 感謝感激Love嵐ーDear.Jー




「相葉さん…」

翔くんからの甘いキスを受けてると
ニノの声が聞こえて

ゆっくり眼を開けると利き手に何かを垂らしていた

「オッケー…」

何かを察した相葉くんが俺のハーフパンツに手を掛けて摺り下げた

「っ、ん…な、に…?」

下着ごと下ろされて
反射的にキスを解いた俺に

ニノの柔らかな笑顔が向けられて

「大丈夫、痛いことはしないから…」
「…っ!」

濡れた指先が普段触れることのない場所に触れてきて思わず身動いだ

「大丈夫、怖くないよ…」
「松潤…」

翔くんに髪を優しく撫でられて
肩に相葉くんの遠慮がちなキスが落とされた

一瞬体に入った力が抜ける

怖いとか、そんなのは全くない…
それどころか……

「潤、くん…」

ゆっくり脚を折り曲げて開くとニノが眼を見開いていく

「俺も…みんなのこと、好き…だから…」

さっきははっきりしてなかった感情を口にする


華々しくデビューさせてもらったのに

一時期訪れた
鳴かず飛ばずの辛い時期

珍しく強めの叱咤激励してくれたリーダー…

試行錯誤しながら身につけたラップで新たなアイドルの形を作ってくれた翔くん…

辛くても笑顔で何事にも全力で努力する相葉くん…

演技の道に1人歩むことも出来たのに『嵐のためになることならやる』と何より嵐を大切にしてるニノ…

みんながみんな、お互いを想い合って乗り越えてきた大切な仲間…

ううん、仲間以上の人たちだ…

「潤くん…ホントにいいんだね?」

みんなの顔を見つめてから

こく、と静かに頷くと止まっていた指がゆっくりと進んできた


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