第3章 Naughty chocolate
「っ、く、うぅっ…智くっ…も、やめろって…!」
何度も上下に揺れる腰を掴んで止めようとする翔さん
「やらぁ…っ!ま、だ熱くて…っ、ん、んぁっ」
止まらない動きにこちらにキツイ視線を送られる
「あとでもっと叱られるかも…」
翔さんの視線に偶然大野さんが食べてしまったとはいえ、さすがに自分のしたことに後悔していたら顔に優しく触れられる
「俺も、一緒に怒られるから…そんなにヘコむなよ…」
「まー…」
「でも、もうすんなよ…?あんなのなくたって、俺…ちゃんとかずのお願いなら聞くからさ?」
「うん…」
そうだった、相葉さんはなんでも受け止めようとしてくれる人…
「これからは、思ってることちゃんと言う…」
目を見つめて言うと
「よろしい♡」
優しく抱きしめられた
情事のあとの熱が引いた肌寒い体が相葉さんの体温で暖められ、心も暖かくなる
「んんっ、くっ、こら、そこっ!2人きりの世界作ってんじゃないっ…!」
「っあ、また、ぁ……イ、くぅ…っ!」
「っう、ぁあっ!」
2人の嬌声のような声が響く部屋で俺たちは幸せに浸った
このあとお叱りを受けたかどうかは、別のお話になるとか、ならないとか…?
- end -