第21章 バズりNight！

いつものように一度で終わることはなく
すぐに復活した俺のもの
潤くんから解放されたおーのさんをひっくり返して
足を抱え込んですぐにナカへと突っ込んだ

「………はぁ、は……っ」
「ぁ、ニノ…っ、ぁ、あぁ…っ」

首元に回ってきた手
体をゆっくり引き寄せられて
甘い吐息を漏らすその唇を塞いだ

医者だとかシスターだとか
設定のこととか忘れて欲のまま感情のままに腰を振って

「ん、んぅ、ん、んっ」

熱い舌をジュッと吸い上げて
膝裏をぐっと押し上げて
少し体を起こしてナカを激しく責めていく

「あ、ぁん、にのっ……ダメ…っ、前、触った…ら、ぁ、ぁあ…っ」

指を絡めて雫の溢れるおーのさんを攻め立てるときゅぅっと俺のものが締め付けられて

「あ、も…っ、ぁ、あぁぁ…っ」

俺の両腕を握りしめたおーのさんが体をビクつかせて白濁を吐き出した
ナカが激しく蠢いて俺を締め上げて

「イ、く…っ、ぅあ……っ」

搾り取られるようにナカで果てた

余韻の波が激しいのか小刻みに揺れるおーのさん
愛しいその人の頬を撫でてるとこちらを捉えるレンズに気づく

「もぉ〜…俺撮影係じゃないんですけどぉ」

少し口を尖らせてビデオを回す相葉さん

「あ、れ…翔くん、は…」
「…アッチ」

指差す先を見ると潤くんに愛されてる翔くんが離れたところでいて


「あ、あんっ、潤…っ」
「翔くん…っ…可愛い、翔くんっ」

見つめ合って２人きりの世界に浸りながら愛し合ってる

入り込めない雰囲気を纏わせてる２人と俺とおーのさん
放置されてた相葉さんはそれでぶーたれてたのか…

「…相葉、ちゃ……っ」
「おー……ちゃん？」

力の入らない手を相葉さんに伸ばすおーのさん
こんな時まで気遣いとか、もう…可愛い人……

「相葉さんのも欲しい、ってさ？」

ほんとは譲りたくないとこだけど
スッと重なったままの体を離して
ビデオカメラを受け取る

「いいの？おーちゃん…」

ゆっくりおーのさんの足を抱え込んだ相葉さんが確認する
コクン、と頷くのを確認するとゆっくり２人が繋がっていく

「は、ぁあ…っ」
「あ、おー、ちゃ…っ」
「あん、あぁ…じゅ、イ…っ、ぁああ…っ！」
「あ、翔くんっ、ぁあ…っ」

ハロウィンパーティというのも忘れて
重なる４人の体

レンズ越しにそれを見つめてると夜はだんだんと更けていく