第21章 バズりNight!
- 松本 side -
「あ、そこ、ぉ…っ…ぁあ、あ…っ」
翔くんの甘い声
チラリと視線を上げると
翔くんが放つ白濁がシーツに散っていくのが見えた
「ぁ〜あ…翔ちゃんもうイッちゃった…」
カメラを回す雅紀が言葉とは裏腹に嬉しそうにそれをレンズ越しに見つめて
翔くんの横に回って表情をカメラで捉え始める
俺達の手によって抱かれる喜びを知った翔くん
さっきまで撮られるのを嫌がっていたのはもうどうでもよくなったようでビデオを回す雅紀の服に手を伸ばした
前で止めてあるだけのボタンをゆっくり外して
唇ではむ…と下着越しに雅紀のものを柔く刺激した
「…ぁ、翔ちゃん…」
「……足り、ない…の…」
トロンとした目で雅紀のパンツを剥ぎ取って
すでに上向く雅紀のものを口に含んで
ジュポジュポやらしい音を立てだした
「もう、翔ちゃん俺のことも忘れないでよね…?」
「ん、んぅ、んんん…っ」
翔くんの蕾を指で刺激するニノ
3人で絡み合うその痴態に気を奪われてると
「じゅん…っ」
翔くんと同じく抱かれる喜びを知った大野さんが止まった俺を物欲しげに見上げているのに気づく
「はや、く…」
「ぁあ…悪い悪い…ちゃんとシてあげるよ…でも、大野さんは嫌がってね…シスターとして…」
ふぅっと耳元で囁くと静かに頷いて
「や、やめ…っ」
俺を昂らせるためわざと拒否の言葉を口にした
ぁあ…普段頑固でしっかりした人がこんなにも従順になる瞬間が…
「…たまらないね……ふふ」
漏れた心の声を最後にして俺も大野さんを昂らせるためドラキュラに徹する
「おとなしくしろ、暴れたら…どうなっても知らんぞ…?」
ガブリと背中を噛むとびくん、と大きく体を震わせ
シーツを握りしめてこちらを見ていた目が伏せられた
「ふふ、いい子だ…骨の髄まで美味しく喰ろうてやるからありがたく思え…」
首から下げていたロザリオに手を伸ばして
引き千切るとベッド下に放り投げた