第18章 イケナイ教育
俺のを握る智くんの手を外して、智くんの隣に座る
膨らんだそこをすっと撫でるとジワリと広がるシミ
「またおっきくなったんだ…?」
コク、と小さく頷く智くんのそれをまた露わにしてまた優しく触る
ソファの上、向き合うとそこからは2人、お互いのものを握ってひたすら扱く
「あっ、あ…しょ、く…俺、おれぇ…っ」
「いいよ、俺も出そう…だから、っ、く…」
「あっ、ぁあ、しょ、くん…ぁ、あっ!」
ほぼ同時に熱を放った
いつの間にか明るくなったリビングにはお互いの息遣いだけが音を立てる
ふにゃりと力の抜けた智くんの体が凭れかかってきたから優しく受け止めて
欲望の熱が冷めると冷静になって智くんに謝った
毒溜まってるというのは嘘だということ
この行為の正しい意味、そして……してる間に口からついて出た俺の言葉のこともちゃんと話して、俺の気持ちも打ち明けた
目をぱちぱちさせながら終わるまで話を聞いてくれてた智くんが口を開く
「…嬉しい…俺も…翔くんのこと好き…」
「…えっ?ええっ!?」
驚く俺の顔に智くんの小さくて細い、可愛い指が触れる
「……買い物袋、俺より多めに持ってくれたり…車道側にいた俺を自然と歩道側に寄せてくれたとこでキュンってしてたんだよ、俺…」
母さんに躾けられてたことが智くんに響いていたなんて…
母さん、俺あなたの息子で良かったです!
帰ってきたらまず、その言葉を言おう
「じゃ、じゃあさ…前後になっちゃったけど!俺と付き合ってください、智くん!」
「…うん」
「やった♡じゃあキスしてもい?」
「…さっき勝手にしてたじゃん…/////」
「え、起きてたのっ!?」
「鼻息荒かったから起きたのw」
「言ってくれたら良かったのに…」
「あのね…どんな顔して起きたらいいのかわかんなかったの!それぐらい察してよ!」
「そ、そうだよね…ごめん」
ぷぅ、とほっぺたを膨れさせて言う智くんがゆっくり顔を近づけてきてくれたから、俺も寄せていくと唇が触れ合う
あぁ…なんて幸せ♡
私、櫻井翔 16歳の夏休み初日
新しい家族と、初めての恋人が出来た最高の1日になりました…♡
- end -