第16章 夏男はご立腹
「ぁあ、ぁ…っ!」
「っく、締まるっ…!」
臀部を揉みしだかれながらナカを激しく上下する熱いかたまりに翻弄されていく
「ぁ、ぁんっ、あ、いいっ…気持ち、い、よぉっ…」
ガクガク大きく揺さぶられる体
もう気持ちいいことしか考えられなくなって、自然と普段は絶対口にしない言葉が口をついて出た
「…翔って、素直になるとヤバイね…」
「っは、ぁ…ヤバ……イ…?」
揺さぶられるのが少し緩められたから不安になって潤の顔を見つめる
「可愛すぎて、ヤバイ…!」
「あっ!やぁあんっ!」
またナカを激しく擦られて俺から放たれた白濁が潤の腹に散っていく
熱を吐き出してもなお、潤のものが俺の内壁を激しく擦り上げる
その動きに合わせて溢れる白濁が小さなかたまりになって1つ、2つと潤の肌に放たれていく
「や、じゅ、ん…っ、止めて…っも、やだぁ…っ!」
止まらない快楽の波に頭がおかしくなりそう…
「ごめん…っ…も、ちょっと…だから……っ!」
俺のお願いは聞き入れてもらえず、そのまま揺さぶられる
「ぁ、あんっ、も、やぁ、ぁあ、あっ」
「…っ!イ、っく…!」
再奥まで潤のものが突き刺さったあとナカに広がる熱いもの
それを受け止めると支えていた手の力が抜けて潤に体を預けた
お互い上がる息を整える音だけが寝室に広がる
しばらくして潤が髪に優しく触れてくれて
「翔…大丈夫?」
まだ整わない息から、声が出ない代わりに頷いた
「…風呂入ろっか」
体を起こして俺をおんぶしたまま立ち上がるから潤にしがみつく
ナカにまだ潤のものが収まったままで
「んふ、う…っ」
硬さが少し残ったそれがナカのイイとこを掠めるから声が漏れる
「…気持ちいの?」
「…ん」
「…ふふ♡可愛い…もうちょっとだから我慢してね?」
風呂場に着くとナカに収められてた潤が抜かれると太ももに溢れる白濁が伝っていく
まだ頭の覚醒しない俺は潤に全てを任せて綺麗にしてもらった
「はい、じゃ風呂浸かろう」
潤も綺麗になり2人でバスタブに入ると後ろから体全体を抱き込まれる
「…翔、ありがとう…愛してる」
「……俺も、愛してる」
振り向いて見た潤の顔は柔らかく微笑んでいて、自然と俺からキスをした