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A3!  亡き友との誓い

第2章 別れ×再会



去り際に少し振り返った桜の顔が
頭に残って離れない…
だけど俺は仲間に呼ばれて
その考えが纏まらないまま
頭の片隅へいってしまっていた…


そのままMANKAIカンパニーに
戻った俺はみんなの飯の用意をしていた。
 
 
 
 
咲也『臣くん!』
 
臣『ん?あぁ咲也か。さっきは買い出しつきあってくれてありがとな』
 
咲也『いえ、そんなの大丈夫です!それより…』
 
 
何か言いたそうにしてる咲也と
いつの間にか他の奴らも数人集まっていた。
 
 
臣『ん?どうしたんだ?みんなして…』
 
 
左京『やっぱりおかしいな…』
 
咲也『ですよね?左京さんも思いますよね?』
 
一成『おみみ~どうしたの?』
 
椋『何か…悩み事ですか?』
 
十座『何かあるなら言ってくれ』
 
 
 
何だ?俺は何かしたのか?
不思議に思いながらみんなの反応を待っていると…
 
 
 
 
左京『おい、伏見…』
 
臣『はい?』
 
左京『今日の晩飯は俺達にウサギか何かになれとでも言う気か…?』
 
 

そう言われて手元を見るとシチューと
サラダになるはずだった食材が
大漁な千切りとなっていた…
 
 
 
臣『うわっ!!す、すみません…』
 
 
左京『はぁ…まぁ食べれる飯が出来れば問題ねーがお前が買い出し帰りから様子がおかしいと咲也が言うもんでな』
 


はぁ…何やってんだ俺は…



臣『なんかすみません…』
 
一成『おみみ~何か悩み事とかあるなら皆に言ってみなよ~!』
 
臣『いや、悩みって言うか…』
 
 
引っ掛かっているものはずっとある…
 
 
椋『悩みじゃなくても臣さんが気になる事言ってみてほしいです…』
 
咲也『臣くん!抱えこまないでくださいね?』
 
 
皆に気にかけてもらえるなんてほんと俺は幸せものだな…

 
左京『まぁなんだ…皆お前を心配してんだ…』 
 

左京さんの不器用な優しさも皆の優しさも
嬉しくて少し皆に昔話をする事にした。
 
 
臣『じゃぁ少しだけ聞いてくれるか?』
 


 
そう言って話をしようと場所を移した。
 
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