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A3!  亡き友との誓い

第5章 誓い×想い




俺は桜の頬に流れる涙を
指で拭いながら思いを伝えた…
 
 
 


臣『桜は何も謝る事はない…あの頃の俺はガキだった…だから桜の傍にいる力も勇気もなかった…全てから逃げてたんだ』
 

 
桜『そんな事…前も言ったけど…臣くんはずっと守ってくれてたよ…?』
 
 

そう言ってペンダントに触れた



臣『桜のその言葉とペンダントにあの時救われた気がした…ずっと後悔してたんだ…那智の事を乗り越えてもお前の事ずっと引っかかってた』
 
 
桜『臣くん…』
 
 
臣『でもまた桜に会えた…夢でも那智に怒られたんだ…(苦笑)もう後悔したくない…もう離したくないんだ…』
 
 

桜『私、も…』
 
 
臣『え…?』
 
 
桜『私も…もう後悔したくないから…これからはずっと…傍にいていい?(照)』
 
 
臣『桜…当たり前だろ?(ニコ)ずっと傍にいてくれ…(ニコ)』
 
 
桜『ありがとう…(照)』
 
 
 

そして俺達は那智に向かって声をかけた
 
 
 
臣『那智…お前の分まで桜の事守るから…』
 
 
桜『私も臣くんを守るから…見守っててね(ニコ)』
 
 
 
 



 “ぜってーに幸せになれよ!!”
 
 
 

 
 
桜『え…今…』
 
 
臣『那智…』
 
 

二人で顔を見合わせ微笑んだ… 
 
俺達にだけアイツの声が聞こえた気がした…
 





《完》
 
エピに続く…
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