第12章 「ねらわれたウィークポイント」
今日は朝からエネトロンを奪おうとするエンターが出現
ヒロム《エンター!!》
エンター「ん…?」
ヒロム《そこまでだ》
エンター「ボンジュール、ゴーバスターズ。これはお早いご到着で」
ヨーコ《そっちはまたずいぶん地味なご登場で》
リュウジ《まだメタロイドは出現してないみたいだな…》
『一体何をたくらんでるの』
エンター「ジュンセパ。ご想像にお任せします」
エンターは服の袖から触手を出す
それを避ける4人
ピー!ピー!ピー!
《体温、0.2度上昇》
ヨーコ《え?何??》
《熱暴走危険域まで820秒》
リュウジ《あ、これ?》
―――――
ゴリサキ「リュウジ!」
リュウジ「ん?」
ゴリサキ「次出動の時、これつけてって。セフティデバ…デ…デ…」
リュウジ「セーフティデバイス」
ゴリサキ「え?」
リュウジ「普通に安全装置って言えばいいから」
ゴリサキ「リュウジのウィークポイントに対応させてある。体温の変化も感知して、熱暴走の前に警告してくれるんだ」
リュウジ「そんな心配しなくても…ま、サンキュ!」
―――――
ヨーコ《ふーん。よくわかんないけど、集中乱さないでねっ》
リュウジ「はいはい…」
4人はエンターと戦い始める
ヒロム《》
『ん?』
ヒロム《離れるなよ》
『!!…はーいっ』
しかしエンターは上手だった
いつのまにか後ろに回り、4人を攻撃
ピー!ピー!ピー!
《体温、さらに0.3度上昇》
ヨーコ《リュウさん!またなんか言ってるよ!》
リュウジ《わかってる…!ていうか…いきなり秒数が減ったな…》
リュウジは立ち上がり、エンターに向かっていくが弾き飛ばされた
ピー!ピー!ピー!
《体温、さらに0.5度上昇。熱暴走危険域まで281秒》
ヒロム《ちょっと…うるさいです、それ》
リュウジ《悪い。俺もそう思えてきた》
リュウジはセーフティデバイスを止めた
エンターは4人に触手を放つ
3人は弾き飛ばされ、リュウジが触手に捕まった
『リュウジさん…!!』