第45章 聖夜・使命果たすとき
ヒロム「何だこれ…」
石は輝きを増す
ヨーコ「何でこんなに輝いて…」
石はヒロムの手から浮かび上がった
リュウジ「勝手に浮かんで…!!」
そして石はヒロムの手から離れ、の真上に向かった
リュウジ「それ…もしかしてちゃんの中に入ってたカケラじゃ…!」
ヨーコ「何でそれがヒロムのポケットの中に…!?」
ヒロム「さぁ…俺にもよく…」
カケラはの真上で輝きを増し、の胸に吸い込まれていった
ヨーコ「…?」
の目がゆっくり開いた
リュウジ「ちゃん…!」
『…?』
ヒロム「!!!」
ヒロムはを抱きしめた
『え…?』
ヨーコ「よかった…!よかったぁ~!!」
リュウジ「ちゃん…!」
『みんな…いた…っ』
お腹には大きな傷が
『(これ…エンターに…)』
ヒロム「よかった…」
『ヒロムくん…』
心配かけたんだな…
『ごめんね…』
ヨーコ「!クリスマスパーティーしよっ!」
『え…?』
リュウジ「そうだね。今度はも一緒に」
ヒロム「あぁ。やろう!」
『!!』
クリスマスパーティーなんて初めて…
『まだ…クリスマスかなぁ…?』
ヨーコ「もちろん!」
リュウジ「ちゃんがいないと本当のクリスマスじゃないしね」
ヒロム「行こう!!」
『…うんっ!』
眠ってる間にね
みんなの声が聞こえたんだ
私の名前をずっと呼んでたよ
重くて動かなくなった体を
ヒロムくん、ニック
リュウジさん、ゴリサキ
ヨーコちゃん、ウサダ
陣さん、J
みんなが私の体を引っ張ってくれたんだ
そして目覚めたらみんながいた
ありがとう
助けてくれて
引っ張ってくれて
私は…本当に幸せだよ