第39章 実況!エースデスマッチ
リュウジたちはタテガミライオーを引きつれ、ドームへ向かった
陣さんの言うことを聞かなくて大変だったけど…
は司令室でエースの戦いを見ていた
エースはδ(デルタ)の登場により絶体絶命の危機
身動きが取れない状態になってしまった
しかしそこでエンターがメガゾードたちを制止した
エンター《レッドバスター。ゲームオーバーにしませんか?》
ヒロム《何…!?》
エンター《ここであなたがピンクバスターを私に渡してくれれば…命は助けます》
『!!』
森下「そんな…!」
ヒロム《何だと…!?》
エンター《人間はこの程度であると安心できます。私の理解できる範囲であると…》
ヒロム《…!》
エンター《ではここで終了のゴングを》
『(私が行けば…ヒロムくんは…)』
ヒロム《…待てよ!そこにいると怪我するぞ》
エンター《…………》
ヒロム《戦いは続行だ》
ニック《当然!!まだまだいけるぜ!!》
『ヒロムくん…!』
エンター《その状況でどうやって。まさか…まだ仲間が助けにくるとでも?》
ヒロム《来る!!》
エンター《何と儚い希望…。もう彼らの手は尽きたんです。諦めても許してあげなくては。十分粘ったと言えますよ》
ヒロム《粘った?おいニック、戦いが始まってからどれくらいだ?》
ニック《1時間あるかないか》
ヒロム《その程度か…。亜空間目指した13年に比べたら…1秒くらいにしか感じないな!》
ニック《確かに!》
エンター《…………》
ヒロム《俺たちはしつこいんだ。諦めるなんて選択肢は最初から持ってないし、何と言われようがは渡さない!!俺が…いや、俺たちが絶対に守る!!》
『…っ!!』