第38章 黒と白の花嫁
が司令室に向かう途中、楽しそうなヨーコを発見
『ヨーコちゃん!』
ヨーコ「あ!!」
『司令室に行くとこ?』
ヨーコ「うん」
『一緒に行こ!』
ヨーコ「うん!」
ヨーコは手紙を持っていた
『それは?』
ヨーコ「これ?手紙」
『え~!誰から~??』
女子トークをしながら司令室に入る
ウィーン…
リュウジ「ないないないない!ヨーコちゃんはないよ」
仲村「そうですか~?女の子はそういうの早いですよ~?」
ウサダ「いーや、ヨーコはまだまだ~」
ヒロム「もか…?」
ネココ「さぁ…そういう話は聞かないなぁ…」
ヨーコ「何がまだなの?」
『私が何?』
リュウジ「初恋…ってあぁっ!!」
ウサダ「ヨーコ!!」
リュウジ「ヨーコちゃん…ちゃん…」
ヨーコ「子供扱いして…。私たちにだってそれぐらいあるよ!!ね?」
『え?う、うん…?』
リュウジ「それぐらいって…まさか…初恋…!?」
ヨーコ「まぁ…すごく年上の人だけど…」
リュウジ「あぁ。小さかったとき俺のお嫁さんになるって言ったことか」
ヨーコ「リュウさんじゃなくて、別の人」
リュウジ「!!」
ヨーコ「今度結婚するんだ!」
黒木「ブー!!!!」
ウサダ・リュウジ「えぇ!?」
ヨーコ「ねっ!」
『ねっ!』
森下「え…?」
ヨーコは持っていた手紙を開いた
ニック「何だ…。結婚式に招待されたってだけか…」
ヨーコ「そっ!小学校のときの担任の先生!長谷川先生っていうの。私たちが最初の教え子だから来てほしいって!」
ニック「へぇ~…」
ヒロム「で…その人が初恋の相手か?」
ヨーコ「うん。すごーく優しかったんだよね。おもしろいし、大好きだったんだから!ね?初恋でしょ?」
『うん!それって初恋だよ!』
ヨーコ「だよね~!」
盛り上がる2人
ウサダ「何それ…。全然聞いてないんですけど~!!」
黒木「迂闊だった…。学校側にこちらの事情を説明していたからな…。そのせいで特別扱いしていたのかもしれん…!」
リュウジ「だいたい、結婚式に呼ぶのもどうかと思いますけど…」
ウサダ「危険だよ~!!」
黒木「一応調査はしておく」
ウサダ、リュウジ、黒木は同じ合図をするのだった