第33章 ギャバンとの友情タッグ!
―――訓練場―――
ドォンドォンドォン!!!
『はぁ…』
射撃は当たる
百発百中で
でも…胸の中にあるモヤモヤは消えない
『どうしたら…足手まといにならずに済むの…?』
頭をフル回転させて考える
しかししっかりとした答えが出てこない
『もう一回…』
リュウジ「もうやめとけば?」
『…リュウジさん』
出入り口にリュウジが立っていた
リュウジ「休息も必要だよ」
『…まぁ…そのうち』
はリュウジを見ずに答えた
リュウジ「あのさ、避けてない?俺のこと」
『!!…そ、そんなことは…』
リュウジ「ホントに?」
リュウジはの腕を掴んだ
『!!』
は腕を振り払おうとしたが離れない
『…っ』
リュウジ「ほら、顔見ない」
『今…忙しいので…』
は俯く
耳がジンジンと熱くなる
リュウジが耳に触れた
『ひゃ…っ!!』
はリュウジの腕を掴んだ
リュウジはお構いなしにの耳を触る
『や、め…っリュウジさ…っ』
リュウジはの耳を甘噛みした
『ふぁっ!!』
は自分の口を手で塞いだ
リュウジ「耳…敏感すぎでしょ…」
『~~~っ』
はもう顔が真っ赤になっていた
『わ、私っ…!!忙しいので…っ!!』
はリュウジの腕を振り払って逃げた
耳が熱い
さっきまでリュウジさんが触れていた部分がジンジンする
『どうしたの…私…////』