第32章 宇宙刑事ギャバン、現る!
の手にヒロムの手が触れた
『!!』
ヒロム「それでも言いたくないなら…諦める」
『…ホントに…くだらないことだよ…?』
ヒロム「うん」
『…私は…日の光を浴びたら…人形みたいに腕や足が動かなくなる…。もし…完全な人形になってしまったら…私はどうなるのかなって思ったら…怖くなったの…。もしかしたら…私は…』
ヒロム「させない」
『え…?』
ヒロム「そんなことはさせない。俺が」
『ヒロムくん…』
ヒロム「だから…怖がらなくていい」
『…っ』
何か…涙出そう…
パッ
ヒロム「『!!』」
リュウジ「なーにしてんの??」
『リュウジさんっ…///!?』
ヒロム「…邪魔しないでくださいよ」
『(邪魔って!!)』
リュウジ「こんな暗いところで電気もつけずに手を握ってる2人を見過ごせと?」
ヒロム「はい」
『(!!!)』
リュウジ「悪いけどそれはできないな」
ヒロムとリュウジの間で火花が散っている
『(私…どうすればいいんだろう…)』
ヒロム「」
『え?…!!』
チュッ
ヒロムの唇はの頬に当たった
『ヒロムくん…!!?』
リュウジはの腕を掴み、自分の腕の中に収めた
『リュウジさんまで…っ!!』
の顔は今まで見たことがないくらいに真っ赤になっていた
チュッ
リュウジはの耳に唇を落とした
ビクッ!!
『ひゃあっ!!』
は急いで自分の口を手で塞いだ
『(な、な、…!)』
リュウジ「もしかしてちゃん…」
ヒロム「耳…弱い…?」
『!!!』
は2人を振り払って部屋を出た