第4章 現代
学校
「はぁ、あんたなんできたの?
せっかく昨日休んで快適だったのに?
ほんと邪魔なんだよ」
バシャッ
…水かけられた…
またか…
「ホームルーム始めるぞー?
今日は転校生が来てる
入っていいぞ?」
ガラッ
「皆さんこんにちは。久我 湊です!
これからよろしくね」
彼はニコッと微笑んだ
女子からかっこよくない?付き合いたい!狙っちゃおうかな?
っていうつぶやきが聞こえた
でも、それよりも……久我さん、この前私を汚そうとした人、
みんなを傷つけていた人、怪我も手当てしなかった人、従わないと…怖くなる人…
なんか近寄って来た…
「今日から隣よろしくね?」
はぁ、運悪く隣の席になってしまった
もうやだ怖い怖い怖い怖い。恐い
「よろしくお願いします………」
「ねぇ?昨日の続きしよ?あとで授業抜け出して。
僕成績いいから授業抜けても全然大丈夫なんだよね」
やだ、でも断ったら?また打たれるの?
でも、これ以上汚れたくない
「貴方になんて抱かれない、政府に審神者やめさせられても懲りないんですか?」
言ってやった!やっと言えた!でも…
「あの子また出しゃばってる笑」
「懲りてないのはどっち?って感じー笑」
あぁここにも仲間はいない、
バンッ
はぁいたい、まただまた叩かれた久我さん酷い
やっぱり従うしかないのかな…
…とつぜん世界が光で溢れ私は意識を失っていた…