第11章 酔っ払いとの戯れ
「…痛かったら言って」
「ぁっ…」
濡れた内壁を掻き分けながら先輩の指が入ってくる。
もうとろとろに溶けているソコは、すんなりその指を受け入れた。
「んっ…ぁ…、」
「…平気そうだな」
ぬぷぬぷと抜き差しされる指。
先輩は口元を綻ばせながら私と視線を合わせてくる。
「こら…顔隠すなよ」
「…だって恥ずかし…っ…」
「お前のエッチな顔…ちゃんと見せて?」
「ぁっ…」
口元を覆っていた手を取られ、その手を繋ぐようにしてシーツに縫い付けられた。
その間にも容赦なく秘部を刺激され、生理的な涙が込み上げてくる。
「堪んねぇな、その顔…」
「んんっ…、せんぱ…っ…」
「他のヤツの前で…そんな顔絶対するなよ?」
「……、」
する訳ない…だって私が好きなのは先輩だけなのだから……
「仕事だから仕方ねぇって解ってるけど……本当は誰とも話してほしくないし、誰にも笑いかけてほしくない」
「…先輩……」
(…それって…もしかしてヤキモチ……?)
いつもクールな彼がそんな事を言うなんて…やはりまだ酔っているのだろうか。
それでも何だか嬉しくて思わずクスリと笑ってしまった。
「…何笑ってんだよ」
「ふふ…ちょっと嬉しくて……。先輩って仕事中はいつもポーカーフェイスだし、まさかそんな事考えてるなんて思わなかったから…」
「…俺だって嫉妬くらいするし、余裕なんて全然無ぇ」
「ぁっ…!」
不意に増やされた指…今度は2本の指で中を刺激される。
「先輩、待っ…」
「俺の事笑った罰」
「ぁんっ…」
そう言って私の弱い所ばかりを攻めてくる彼。
唇も奪われ、熱い舌が口内を掻き回してきた。
「んっ…、んんっ…」
(…ダメ…もうイっちゃう…っ…)
そう思った瞬間、2本の指が私の中から出ていく。
無意識に先輩の顔を見上げると、案の定彼は意地悪そうに笑っていた。
「…イかせてほしい?」
「……、」
「だったら……可愛くお願いしてみて?」
「っ…」
指に付いた私の愛液を厭らしく舐めながらそんな事を言ってくる。
あとちょっとでイけそうだったアソコがじんじんと疼き、私は恥を捨て彼にお強請りをした。
「…イ…、イかせて下さい……」
「…指でいいの?」
「……、」
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