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あの柚子の実がなる頃に。

第2章 同室のあのコ。(颯side)







そう静かに答えた柚子稀ちゃんの顔には何かありそうだったけど、聞くのはやめた。





彼女の顔が、これ以上聞かないでと、叫んでいるように見えたから。







そんなこんなしていると病院の早い食事の時間が来て、片付けられて、ボーっとTVを見ていたら、消灯になった。



もともと体育会系の俺にこんなゆったりとした生活が出来るのかと心配と共に、うんざりとした気持ちになった。
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