第2章 ひまわりの彼
花凛は目を覚ました
花凛はベッドの横で大ちゃんが寝ているのを見つけ混乱している
花凛「大ちゃーん!大ちゃーん!」
大貴「…!!花凛!!よかった…もう大丈夫か??朝から寝込んでたんだぜ!」
花凛「え、そうだったの!!??ごめんね…」
大貴「もうっ!!ごめんねは禁止!!ありがとうって言って!!ほら!」
花凛「…ありがとう」
大貴「はい、よくできました。花凛ずっと俺に甘えてたんだぜ〜!大ちゃ〜ん、大ちゃ〜んって!!また言ってよぉ!」
花凛「…大ちゃ〜ん…ってかんじ?」
大貴「…!!!」
大貴は耳まで真っ赤になった
花凛「大ちゃ〜ん??」
大貴「…花凛、あのさ、俺の話聞いてほしい」
花凛「どうしたの、急に改まって(笑)」
大貴「俺、花凛と会った時からずっと花凛のことが好きだった。ちゃんと思いを伝えないままでごめんなさい。僕と付き合ってくださいっっ!!」
花凛「やばい、そのこと忘れてた…」
熱のせいで花凛は重要なことを忘れていた
大貴「まだ花凛は俺のことをそういう対象として見れないかもだけど!俺が絶対花凛を好きにさせてみせるから!ずっと花凛といさせてください!」
花凛は何だか心がスッと楽になった
花凛(これからゆっくり大ちゃんのことを好きになっていけばいいんだよね…)
花凛「仕方ないなぁ…私のこと好きにさせてみろ!!!」
大貴「やった〜!!って、お前すごい上から目線だな!人が一生懸命に告白してるのに……っておい!」
いつのまにか花凛は大ちゃんを強く抱きしめていた
花凛「何だか今すごく抱きしめたくて…」
大ちゃんはもっと強く花凛のことを抱きしめた