The night dream of fairy【気象系BL
第3章 〜決意〜
智は双子の部屋にいた。
智「やっぱり…
青い色だった……
なんで…
なんで…
青い色は嫌だ…」
(お前は、時を止め人を滅ぼす!)
智「…やめて!!
僕は……
何の為に…
生まれたの⁇」
( お前がここにいれば…
2人は死ぬ事になる… )
智「こんな色…
こんな羽根…
智は羽根を乱暴に掴み
爪を立て、
破こうとする。
智「…うっ…痛いよ…
痛い…ょ…」
智は膝を抱え…
泣いていた…
和也「智…!!
何やってるの⁇
羽根から
血が出てるじゃないですか!!!
何が…
智「……うっ…うっ…。」
和也「…智⁇
上手に飛べなかったの⁇
すってんコロリンしたの⁇」
智「…翔君じゃないから…
違うもん……」
和也はピアスを取り
優しく…
傷ついた羽根を撫でた…。
智「…あ、ああ、あッ…」
智の羽根は金色に輝いて…
傷が消える
和也「…本当にいい声…。
智…好きだよ…。」
和也は智に触れるだけの優しいキスをした…。
智は瞳から、一筋の涙を流す…。
その涙を和也は優しい吸ってあげた…。