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幸せは君と【文スト】

第6章 懐しい名



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「──ナナセ」


男は部下の纏めた書類に目を通した。


其処には、──長い間探し続けていた、愛しい女性の名前。


数年前、彼女はこの組織、否、この男からか、それとも両方か、今となっては分からない事だが、兎に角、急に姿を消した。


置き手紙があったから、急に、というのも間違いかもしれないのだが。




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