第1章 3年目
この春で入社3年目を迎えた真琴は新入社員の挨拶を聞いていた
「本日からこの部署でお世話になります。小湊と申します!社会人としての1歩をこの会社で迎えられたことを嬉しく思っています。どんな業務も真剣に取り組みこの部署の一員として貢献できるよう、頑張りますのでご指導のほどよろしくお願い致します!」
と一礼した新入社員の小湊
パチパチパチと歓迎の拍手を受ける
「まーここの部署は人数少ないけど仕事のできる人が集まってるから!頑張っていこー!てなわけで私はここの部長の柚木です」
と部長である柚木が言う
部署の人数は小湊を合わしても5人だけである
その他には綺麗ないかにもできる女というようなスーツを着た40代の女性、桜木と30代後半の眼鏡をかけ天然パーマが特徴の男性、足立が順番に自己紹介をし
「白石真琴です。よろしくお願いします」
と挨拶をした
歳が近いことから部署の説明をする真琴となった
「慣れるまでは大変だと思うけど、これから頑張って!分からないことがあればいつでも聞いて」
と説明を終え、自分のデスクにつく
そうして新入社員が入ったことにより初めて真琴に後輩という存在ができた