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インソムニア.
第3章 忘却とコーヒー
丸川
「そうかい…」
美菜
「……ごめんなさい」
丸川
「いや、こちらこそすまなかった。
まっ、あれだ…退院するまでに何か思い出したら連絡くれ。」
すると丸川さんは、
スーツの胸ポケットから何か小さな紙を取り出し
私に渡して来た。
美菜
「これは…」
丸川
「それ、おれの携帯番号だから…」
(携帯?携帯??(´・ω・)?)
丸川
「ん?どうした??」
美菜
「いぇ!なんでも…」
丸川
「…?」
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