• テキストサイズ

インソムニア.

第3章 忘却とコーヒー





看護師
「美菜さん、ちょっといいかしら?」





ベッドに横になりながら、

いくら眺めても見飽きない街の情景を眺めていると…






私の担当の看護師さんが、

後ろに誰かを連れてやってきた。







美菜
「?」







看護師
「こちら、刑事さんの丸川さん。

美菜さんに聞きたい事があるそうなの。

大丈夫?」






(刑事…さん?)






丸川さんという刑事さんは、

とても優しそうなおじさん風の人だ。







丸川
「美菜さん、はじめまして。」






美菜
「…はじめまして…」






私は軽く頭を下げる







看護師
「…それじゃあ、私は…」





看護師さんは、

気を遣ってお部屋から出て行き、

病室には私と丸川さんだけになった。






/ 859ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp