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インソムニア.
第33章 鬼ススキが泣く夜は
満月が綺麗な夜…
美菜
「ッ…!痛いッ…….」
街はずれの一軒家で、
神無くんと、たった2人で出産に挑んでいる。
神無
「呼吸を整えないと…
美菜、ヒッヒッフゥーーって!」
美菜
「…ゔぅ…ヒッヒッフゥーーン!!!」
痛みがますごとに一生懸命いきむ…
そして……
美菜
「ッ……」
痛みで意識が飛んでしまうをもう何時間も繰り返してる。
神無
「美菜…頑張れ…」
神無くんも疲れているはずなのに、
腰をさすり続けてくれている。
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